去る6月2日、オーストリアのウィーンにて2008年モンドセレクション受賞式が行なわれました。リヴァイアとアクシスで金・銀・銅賞を受賞したクレフも、招待状を受け受賞式に列席。その様子を、皆様にご報告いたします。

Monde Selection Gold Medal

おとぎの国、ウィーンに到着!

日本からは直行便で約12時間。ウィーンは、ヨーロッパでも名高い芸術の都です。豊かな緑と街中に溢れる史跡、そして荘厳な音楽堂。さすが、モーツアルトやベートーベンなど、数々の偉大な音楽家を輩出した、クラシック音楽の聖地。街を散策するだけでも、おとぎの国に迷い込んだような気分になれます。

世界遺産にも登録されている、ウィーンの代表的な歴史建造物「シェーンブルン宮殿」。17世紀後半に建てられ、かのマリー・アントワネットが少女期を過ごした場所としても知られています。「会議は踊る」で有名なウィーン会議も、ここで開かれました。華麗なバロック調の建築は、ため息が出る美しさです。

馬車道に佇むフェルステルパレスへ

いよいよ受賞式。会場は、ウィーン市街地中心部にある「フェルステル宮殿」。かつてはモンドセレクションの本拠地である、ベルギーの公的機関が使用していた建物で、重厚な石造りの建物内には、パレスの名に相応しい装飾が凝らされています。

建物内に入ると、吹き抜けのホール中央にそそり立つ巨大な噴水がお出迎え。ウィーンでは街の随所にこのような歴史ある建物があり、道路には馬車も走っています。古い伝統を大切にする文化は、我々日本人もぜひ見習いたいところです。

式典の行なわれる会場へは、ホールから回廊を巡って二階へ。彫刻の施された柱やアーチなど、ヨーロッパならではの様式美にうっとり。ドーム状の高い天井も、日本建築にはない開放感を演出しています。ドレスアップした来賓が多いのも納得ですね。

国際色あふれる、受賞式典

二階の式典会場へ続くラウンジには、今回のセレモニーに参加する企業の出品商品がずらりと並んでいます。種別としては食品が大多数を占めますが、その中でクレフのリヴァイアとアクシスは、青と赤の色彩がひときわ目を引いていました。

会場内は、数百人の列席者でびっしり。毎年、出品される品目が増加しているモンドセレクション。それだけ、審査も厳しくなっているということ。そんな中での今回の金賞受賞は、まさに国際的な栄誉といっていいでしょう。

壇上で式辞を述べておられる方が、モンド・セレクションの頂点、パトリック・デュ・ハリュー会長。その横には各国から選出された審査員の方々が居並び、世界規模の品評会ならではの格式が改めて伺えます。

会長から「クレフ・カンパニーリミテッド」とアナウンスを受け、クレフ代表取締役、徳永周一社長が壇上へ。メダルと賞状を授与され、記念撮影を行ないました。日本のクレフから、世界のクレフへ。国際品質の証明です。

全てが美しい、ウィーンの街並

受賞式典の翌日、ウィーンの街の観光を楽しんできました。国をあげて文化財を保護し、街の景観を保存しているので、どこを訪れても絵はがきのようにきれい!湿度が低いので、晴天でもサラッとして快適な気候です。

ウィーンの料理はドイツやハンガリー、チェコなど東欧の影響が強く、肉のメニューが中心。名物はWiener Schnitzel(ウィーン風カツレツ)という巨大な仔牛のカツですが、今回は比較的上品なコース料理を頂きました。

有名なザッハトルテをはじめ、ウィーンでは上質なチョコレートを使用したスイーツが豊富です。こちらは、ムース状のチョコレートとベリーのアイスクリーム。濃厚で香り高く、たまらない美味しさです。

以上、簡単ではありますが、2008年モンドセレクション受賞レポートをお送りしました。

銀座クレフ化粧品でのお買い物をお楽しみください!